君に会えるようで
 今日から十六日までの三日間、「宵山飾り」といって、十七日の祇園祭に向けて、京都の各山鉾町の町会所や旧家では秘蔵の屏風や骨董品などを飾り付けた、一般公開があります。公開場所は町会所や個人宅だけでなく、浄妙山のようにマンションロビーで公開を行っている山鉾町もあります。
 「宵山飾り」は「屏風祭り」とも云うのですけど、其れを見ようと思って六時頃に一人で出掛けて来ました。
 でも、夕方の雷雨の為か予想外の湿度と暑さに動き回る意欲を失い、辿り着いた八坂神社に溢れる人込みを見て更に移動する気力を無くし、山鉾町まで行く前に断念して引き返しました。

 まだ十四日なのに神社境内には屋台が溢れ、浴衣姿の参詣客が行き来してました。普段着で一人でいた僕は何だか浮いてました。
 とりあえず、僕の大好きな綿飴の屋台があるのだけは確認して帰路につきました。

 山鉾や宵山飾りは十六日夜に友達と出掛けた時にじっくり見ればいいや、と思って帰ってきてしまったけど十六日には今日よりも更に人が路上に溢れているのでしょうね。