問君何能爾
 親から全面的な経済的援助を受け一人暮らしをし、大学卒業後もまだ親の脛を齧って学生で在り続けようとするお嬢さん。そんなお嬢さんを身近に発見。
 己に関して発する言葉の方向性が違っても、着ている服の好みや経済感覚等が僕のとある知人と類似した其のお嬢さんは、他の部分も僕の知人と類似しているのだと今日知りました。

 皆、色々抱え込んでいるのですよ。
 まるで小説の筋立ての様なおどろおどろしい血筋や人間関係を誰もが皆抱え込んでると迄は云いはし無いけど。僕も何か抱え込んでいるかも知れ無いし、抱え込んで無いかも知れ無い。
 そして、今日の夕方僕と話しこんでいたお嬢さんには周囲の余りの幼さに当人には云え無い侭抱え込んだ言葉があったのかも知れ無い。
 当人に告げずに他者に愚痴ってしまう時点で自分の幼さを露呈していまう事に気付きながらも二人で話しこんでました。抱え込んだものを昇華出来ず、他者に転嫁させてしまう時点で己も己に愚痴の因を齎した人物と同程度でしか無いのだと露呈してしまっていました。

 取り敢えず、今後も僕は「男によく間違われた」とか「女にモテた」なんていう過去の話を余り周囲に云わない様に致します。僕を男だと思って過度の好意を持ってくれた女の子は三人しか居なかったのですから。