一頭のポニーが、しばし時間をつなぐ 北海道東部紀行第3日230812
  一頭のポニーが、しばし時間をつなぐ 北海道東部紀行第3日230812

 どちらが提案したのか。北海道東部紀行第3日は「湿原ノロッコ号」の往復乗車。
 15時23分発の94号に乗車。17時04分発の同93号で戻るプラン。
 駅前広場を通りすぎたところにカヌー運営会社があって、その庭先にポニーが一頭(写真)。

 先客が立ち去るのを待って、全員で近づいてみると、かたわらにやって来た。
 人慣れした様子に安心。オオバコは好むも、フキは嫌いらしい。顔をそむける。
 時間待ちの60分弱がまたたくまに経過。

 駅前広場に設置された展望台。
 そこからは阿歴内川が釧路川に合流する景観を展望できる。かたわらに望めるは「イヨロト沼」か。
 広大な自然。緑一面の泥炭湿地は、光合成で炭酸ガスを吸収し、酸素を供給。

 地下の泥炭は巣スポンジのごとく水を吸収。一大ダム湖の役割が、とガイドの女性。
 「見えぬ」を「見えるか」した科学の力。他方で「見えぬモノ、コト、思い入れ」を<なおざり>にしている教育の力。