街を「女性目線」で作る ジェンダー平等都市・ウィーンを歩く230418

 「町内会から脱退したい」「なぜ、街路灯の電気代まで、払わねばならぬか」。
 声が聞こえ、町内会幹部の<うめき声>すら届く。そうした趨勢に鶴声、か。
 「G)誰もが夜も安全に歩ける街灯整備」。

230418 「もし、街が「女性目線」で作られたら? ジェンダー平等都市・ウィーンを歩く 」
 そうした案内がメールで届けられた。
  https://mail.yahoo.co.jp/u/pc/f/message/ANQWRmQAAJRIZDyZUQKvgKeKvnQ
読むというか、そのストーリーを展開してみるに、4章9節の構成であることが、わかる。

 (抄出例示)
 1) 都市を女性目線でつくるということ
 2)「ジェンダー平等」とウィーンのまちづくり政策
A)90年代の都市計画プロジェクト「働く女性の都市(Fraun-Werk-Stadt)」
B)ウィーンのジェンダー主流化とその仕組み
C)達成目標
D)ジェンダーメインストリーミング5原則(※)
 3)ウィーン市内のジェンダー平等推進プロジェクト事例
E)まずは「女性が働ける社会」に
  F)子どもを連れていても歩きやすい道路設計
G)誰もが夜も安全に歩ける街灯整備
H)「女子もしっかりと体を動かせる」学校の校庭を設計
   I)将来を担う子どもへのジェンダー教育にも注目
4)2022年のウィーンを歩いて

 この機会に、久繁 哲之介著『地域再生の罠 ――なぜ市民と地方は豊かになれないのか?』 (ちくま新書)も併せて読んでみたい。
 (書評に以下の記載)「社員を大切にしない会社は歪んでいく。それと同じように、市民を蔑ろする都市は必ず衰退する」。
 「どんなに立派な箱物や器を造っても、潤うのは一部の利害関係者だけで、地域に暮らす人々は幸福の果実を手にしていない」。
 「本書では、こうした「罠」のカラクリを解き明かし、市民が豊かになる地域社会と地方自治のあり方を提示する」。