「ぼたもち」と「おはぎ」 最有力説は<作る季節に違い>230320
 今年も恒例。近くの菓子舗・甘秀堂さんで逸品を求めた。
 「今晩、」どうしよう?。その問いに「春分の日が近いから<ぼたもち>を」。
 かく申すと、「それでは<仏花>も買ってきて」。

言われて家を後に。
菓子舗では予定どおりに購入できて。いつもの花屋の店先には「Closed」の掲示。
「あらあら、お休みだったわ」。帰ると家では「彼岸の最中に休むとは」。

ひとこと、付け加えておいた。「(花店では申す)多くの皆さんは17日、18日に用意されていましたもので」。
店の掲示の「I’m sorry」。そこがことのほか、『申しわけなさそう』であった。


「おはぎ ぼたもち」と入力したところ、「おはぎ ぼたもち 違い」の項目があった。
 その一つ。https://www.kanro.co.jp/sweeten/detail/id=789
 「おはぎとぼたもちでは作る季節に違い」が「最有力説」。

 そこのところの<詳説>を一くだり。
 「ぼたもちは江戸時代に春のお彼岸に食べられていた」。
 「おはぎは、秋のお彼岸に食べられていました。秋の七草のひとつである萩の花と小豆の形状が似ているため」。

 掲載写真は https://www.e-sogi.com/guide/17638/ にあった。
 春の「ぼたもち」、秋の「おはぎ」説を、1955年頃に本願寺派寺院の布教師説教で聴いた記憶がある。
 「小豆を牡丹の花に見立てたことで『ぼたんもち』と呼ばれるも、『ぼたもち』」説も、と。

「ぼたもち」と「おはぎ」 最有力説は<作る季節に違い>230320