今までは大人が子どもに言いたいことを 「こころの時代~宗教・人生~ アーカイブ 言葉の力 生きる力」230122 
 「目で見えている世界、しかし目に見えない世界がある」「ことばの力で見えるようにしたい」。
 こどもの心になった絵本 今までは大人が子どもに言いたいことを 「こころの時代~宗教・人生~ アーカイブ 言葉の力 生きる力」230122 

 「戦争が終わり、やっかないことには、生きることを考えねばならなくなった」。
 「それまで死ねと、死ぬことを教えられた」。
 「生きる」「(戦前、戦中は)生きるということを教えられていなかった」。

 「『平和』なんていう言葉、戦前は使うことを許されなかった」。
 「戦後『戦争と平和』という本があることを知って、毎日、毎日読み続けた」。

 大学を卒業して出版社に入社した。
 「ヨーロッパの絵本を手にして、ハッとした」「(自身の)知っている絵本は、大人が言いたいことを伝えていたにすぎない」。
 最後に「世が世であれば世界の出版の中心は北京か、上海だった」。
 「中国の主出版は20年遅れた」「その要因は15年戦争にある」

こどもの心になった絵本 今までは大人が子どもに言いたいことを 「こころの時代~宗教・人生~ アーカイブ 言葉の力 生きる力」230122 

 松居 直(まついただし)  https://www.ehonnavi.net/author.asp?n=104 
 児童文学者。1926年、京都府生まれ。
 同志社大学卒業後、1952年福音館書店の創業に参画し、編集部長、社長、会長を経て、1997年より相談役。
 1956年月刊物語絵本「こどものとも」を創刊し、編集長として赤羽末吉、長新太、堀内誠一、安野光雅、加古里子、中川李枝子ら多くの絵本作家を世に送り出す。
 絵本『ももたろう』『だいくとおにろく』『ぴかくんめをまわす』(福音館書店刊)など著書多数。