読み直し教育&史跡・物語創設 =知立市 三河八橋の伊勢物語旧跡230118
読み直し教育&史跡・物語創設 =知立市 三河八橋の伊勢物語旧跡230118

 1)マンホール 「唐衣 きつつなれにし」詠だ歌。
 2)池鯉鮒宿の跡を示す石碑。
 3)知立神社花しょうぶ祭り
 4)重要文化財の多宝塔
 5)かきつ姫公園
 6)無量寿寺のかきつばた園
 7)史跡八橋かきつばたまつり

 起きがけで視聴した放送大学。
 15コマの講義が一巡したこの時期に「知の扉 和歌文学の世界('14)第4回・5回」。
 電気通信大学の島内 景二教授が『伊勢物語』と『源氏物語』を講じていた。

 知立 ちりゅう 市が紹介され、自身で撮影に赴いたとする写真が紹介された。
 ネットで調べてみると、知立市は「旧跡」という形で<物語の可視化>をすすめる。
 それだけではなく「しょうぶ祭り」「きつばたまつり」で、<物語の再演>をすすめている。
 
 『伊勢物語』は高校時代に授業で取り上げられた。
 そのことは、末は学者か作家か。その入口であったかもしれないが、国民等しく『伊勢物語』を理解する「読み直し教育」。
 そこのところを意図的・計画的・組織的に取り組んだ。そういうことではなかった、か。

 「唐衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」。
 『古今和歌集』に収録されている秀歌で知られ、「行頭の字 かきつばた」が含まれる解説があった。
 英国女王エリザベス二世来日時には、かきつばた咲く庭に案内、銘菓「かきつばた」を添えて抹茶の接待。「おもてなし」のありようとして、ニュースで報じられた。

 その古歌、かきつばた、在原業平、『伊勢物語』。
 その舞台と凝縮点が、三河八橋の「史跡八橋かきつばたまつり」に体現される。
 「文化で地域おこし」。文化は<金食い虫>返上させる、<市民の知恵>であろう。

https://aichi-osanpo.hatenablog.com/entry/2020/05/22/205456 愛知お散歩なび
「伊勢物語の在原業平ゆかりの知立市八橋に行ってきました(知立市)」 2020-05-22