「迫る食料危機 日本をどう守る~いま問われる食料安全保障~」 新聞&TVで食糧危機220917
 「迫る食料危機 日本をどう守る~いま問われる食料安全保障~」 新聞&TVで食糧危機220917

 ロシアのウクライナ侵攻。収まらない。これまでの歴史に照らせば、攻め入った側の首都が攻撃対象になっても、戦いは終わらなかった。
 侵攻以来、7ケ月。食糧・エネルギー供給が途絶し、肥料&飼料の価格高騰、食糧を確保する各国間の競争で<買負け>も起きている、と。

 新聞では「酪農危機突破大会」に釧路国、根室国の酪農経営者が結集した、と。
 nhkETVでは、「迫る食料危機 日本をどう守る~いま問われる食料安全保障~」と題する食料フォーラムが開かれた。

 「家産家消」は「家庭で栽培、家庭で消費」。
 ウサギ小屋といわれている日本人家屋や集合住宅住まいには<縁遠い>話にも聞こえるが。
 それほどまでにしてい<一極集中>というか、<都市集住>をうながして<快適>を植え付けたのは、<どこの、だれか>。

 「小麦粉よりも米粉で」。
 米の減反政策の導入時に提案してほしかった。問題は「生産者価格差補給金」。
 財政の持ち出しを増やさないためには、美田と申すより

 「(カロリーベース)日本の食糧自給率は37%」。
 本邦の農業経営者が怠慢なのではない。<USA残留食糧のもらい受け>に始まった<戦後復興>。
 「国際競争時代にあわせて、酪農経営の多頭化飼育&大型経営」。その行き着く先に「牛がゲップで発するメタンガスは23倍の濃度」。
 牛乳や牛肉の生産元を、ヤッカイ扱いする、なかれ。

 指摘するまでもなく、「票になる」の政策誘導。
 不足する外交力で抑止できなかった国際政治の「落としこぼし」が生み出した危機。
 <庶民の口>なる生活権にに深刻な影響をもたらす。
 さらに深刻、発展途上国では<今を生きるか死ぬか>の生存権をないがしろにしている。