夕映え 阿寒岳を包み込む初秋220812
 夕映え 阿寒岳を包み込む初秋220812

 視線をさらに北へ。雌阿寒岳、雄阿寒岳、明瞭なのは雲の塊ながら。
 夕映えにとにも、かくにも「詩」をつくりたい。その詩人の出現がほしいのだ。
 その夕べは「シルエット」が美麗であった。

 8月18日、正午の全国ニュース。
 「サンマの水揚げ量が全国一の根室港で、今朝、サンマの水揚げがありました」
 「初日の水揚げ量としては、昨年の十分の一」「キログラム当たりの値段は、五倍になっています」。

 続けて「さっそく小売店では『サンマ一尾 300円(税×)』で売られています」。
 夕映えとサンマは関係がある、か。
 あるといえば、ある。夕映えの映える初秋、サンマの水揚げは実に初秋の風物詩。

 しかしサンマの水揚げ量は、少ない。
 気候変動でせっかくのサンマが近海に近づくことなく、遠のいている。
 初秋の夕映え、サンマの初秋。無理くりつなぐ三段論法。