戦いは環境&文化芸術を破壊、取り返しがつかない210818
 戦いは環境&文化芸術を破壊、取り返しがつかない210818 

 「機構変動対策 揺れる先進国」と「ロの侵攻 欧州は『石炭回帰』」の見出しが大きく、道内配布紙の夕刊一面に。
 新聞リードの記載。「欧州ではロシアのウクライナ侵攻が『石炭回帰』を生み」と書き始め、「米国の二酸化炭素(CO2)規制に待ったをかけた」。
 2022年後半に欧州は「新枠組み『気候クラブ』のテコに対策を加速する絵を描くが」と続ける。

 そこの記載のオチは、「鍵となる新興国を引き込む力に欠けるのが実情だ」と、受ける。
 背景には「日本は独自の解釈で35年以降も(石炭火力発電所を)利用をつづける方針」で、そのことが「石炭回帰」を促す要因になっている、とも。
 なんといっても、ウクライナ問題を間にロシア天然ガスなどこまでのエネルギー輸入を規制する経済制裁の影響をうけている。

 戦争は環境も、文化も、芸術も破壊してきた。芸術・文化は破壊されて債権がむつかしく、環境破壊は自然の復元力に期待して、ある意味、無策ではなかった、か。
 ここへきて、人類が産業革命以来、環境を破壊してきた結果が、ジワジワどころか過激に気候変動の形で具現化している。
 そういうことではないか。別な言葉で表現するに、「これまで戦争とは物理的に環境を加配した」。今や「戦争と核はは自然閑居や芸術・文化を科学的にも破壊し、しかも取り返しができない」。

 SDGS=Sustainable Development Goalsを「持続開発な開発目標」から、「人類が存続するための目標群」と読み替える論点と知恵を傾聴しては、どうか。