五つの濁り―五濁 ヒトの質低下&時代進歩で命の危険増201028
 五つの濁り―五濁 ヒトの質低下&時代進歩で命の危険増201028



 五つの濁り―「五濁(ごじよく)」
 「劫濁(こうじよく)」―時代が著しく混乱する時代。
「見濁(けんじよく)」―思想、信仰が大変混乱する時代。
「煩悩濁(ぼんのうじよく)」―煩悩に染まる時代。→「欲望むきだしの時代」
「衆生濁(しゆじようじよく)」―人間の質が極めて低下する時代
「命濁(みようじよく)」―命が短くなる時代
→時代が進歩発展すればするほど、命の危険が多くなる?。
「劫」=インドでカルパ―時間。

 山崎龍明著「信心の定まるとき往生また定まる―第一通」(武蔵野大学名誉教授)
 http://h-kishi.sakura.ne.jp/s-91.htm 


《小経》
「五濁悪世。劫濁。見濁。煩惱濁。衆生濁。命濁中。得阿耨多羅。三藐三菩提」

《劫》
芥子(けし) 劫=上下四方40里の城いっぱいにけしを満たし,3年ごとに1粒ずつけしを取除いて,すっかりけしがなくなってしまう時間。
磐石劫(ばんじゃくこう)=上下四方40里の岩を,天女が天から3年ごとに下ってきて,羽衣でひと触れしているうちについにその岩がすりへってなくなってしまう。

小劫=芥子劫,磐石劫を小劫とし,
中劫=上下四方80里の城と岩にたとえる場合を中劫,
大劫=さらに120里にたとえるのを大劫とする場合がある
https://kotobank.jp/word/%E5%8A%AB-61344

五つの濁り―五濁 ヒトの質低下&時代進歩で命の危険増201028 写真は三重県桑名市 最勝寺HP掲載写真。