191125 ローマ教皇 官邸演説


「各国、各民族の文明は経済力ではなく、困窮する人にどれだけ心をくだいているか、そして出生率の高さと命を育む能力があるかによって測られる」。

(地球環境もんだいについても若者の声を紹介する形で)
「地球を搾取するための所有物ではなく、次の世代に手渡すべき貴重な遺産として見るように求められている」。
(世界経済に対して)
「特権的なごく少数の人が甚だしい富に浴している一方、世界の大半の人は貧困にあえでいる」と指摘。
「若者や高齢者、孤独に苦しむ人のことも考える」と加えた。

(環境問題を廻っては日本の自然の美しさに言及)
「桜のはかなさが、私たちの共通の家である地球の脆弱さを想起させる」と加えた。 (『北海道新聞』 朝刊1面)