釧路川治水公園 平成3年
 釧路川治水公園 平成3年.180818待ち合わせ時刻までの間、鳥取大通二丁目バス停から昭和二丁目までの散歩.



 <新釧路川右岸通>をはずれて川べりを歩行中に、「釧路川治水公園」にたどりついた.

 木立、森、遊歩道、モニュメント.釧路湿原と釧路川治水の案内板も用意されている.

 新釧路川リバーサイドの整備を機に、記念公園の設置と『釧路川治水史』の発行を行ったものらしい.

 顧みるに翌平成4年、釧路川呼称改正が実現した.「釧路川呼称改正」、その事情はいささか、ややこしい.

 古来、釧路川がまずあった.そこに大正10~昭和6年の間に遊水路開削があって新釧路川が誕生.昭和8年には分岐点に水門=岩保木 いわぽっけ 水門が開設.二つの河川に分離された.

 水系一貫主義.この原則ににより<新釧路川が「釧路川」>となり、マチ中心部を流れる<釧路川は「旧釧路川」>と、呼称変更された.

 マチのシンボル河川が「旧釧路川」では、市民がおさまらない.当時の建設省は河川法を改正し、「地元意見の反映」の条項.

 その条項で「旧釧路川」は「釧路川」に復帰した、が.平成3=1991年は大正10年の事業開始から70周年.



 治水はひとまず完成.その後に河川名を改称しているから、釧路川治水事業はあやまりではない、が.しかし市民は長く、「新釧路川治水事業」と理解してきたが.