出雲崎漁港 越後国鱈漁業の拠点.
 出雲崎漁港 越後国鱈漁業の拠点.

 「釣りびと万歳▽深海から釣り上げろ 日本海のマダラ~長谷川初範 新潟県出雲崎町」を眺めながら、いくつかの点が判明.



 第一.今の時期、漁港市場にマダラの姿無し.漁獲は「精子&卵子の成熟する1月、2月」と市場関係者.いつの世にか.<身>よりは<子>が、価値をたかめた、か.
 (越後鱈を江戸送りするは、冬の時期の特産品ではなかったろうに)
 
 第二.釣り糸は海面下260メートルのところに降ろす由.底におもりが達したところで、海底から程よく浮かせて、<タラフク>の<タラ>が<食いつく>を待つ.

 第三.<紙風船>.それって出雲崎漁民の閑漁期に培った内職、と.角田浜の<毒消し売り>が土産に持参してくれた景品.実に出雲崎の内職がうみだした賜物、か.

 「なだらかな海底を選んで、漁獲」と、放送で.日本海の<大和堆>のことを思い出した.それというのも、-260メートルの海底とは、沖合にどれほどの距離を選んでのこと、か.



 海図情報を探していつのだが.釣果のマダラ.<刺身>と<煮付け>で、こんどはヒトが<たらふく>食す