恐山(おそれざん) 下北半島
 恐山(おそれざん) 下北半島。宇曾利山など複数の山岳の総称。そう、聞いた。

 硫黄が噴出し、池があって、その池も鉱物資源の含有で着色されている。さながら<地獄>の景観。

 そこに生者と死者の接点を読みとり、多くの人が近づく、とされる。

 風車(かざぐるま)。子を失った母が、子を不愍におもい風の働きに子の躍動が重なるかのように、像のまえに立てる。

 下北半島恐山。肉親を失った悲しみが、せめてもの接点を確認するため、多くの人が足を運ぶ。

 天台宗に起源をもつ円通寺は、曹洞宗に転じた。周囲の信仰のうみだしたもの、か。

編集 ペン : ここ行きました。独特の空気が流れていますね。宇曾利湖はきれいな水の色で極楽浄土と聞きましたが実は魚がすまない・・興味深い場所です