通信 通商
 通信 通商。江戸時代に我が国が朝鮮・琉球、中国・オランダとの貿易、外交の位置関係。

 通商は「唐・オランダの関係は、外交関係をふくまない、貿易、すなわち、「通商」のみの関係」にして、「『通信』の関係と違い、民間レヴェルの、あるいは、『商人』・『町人』かぎりの関係とされたので、原則として、国家権力が直接関わることはない」。

 通信は「朝鮮・琉球の関係は、国王同士の『通信』(外交)関係にもとづき、貿易などの国際関係が編成されている」、「(使節の往来にかかる費用)日本国内においては、すべて日本側が負担し、(略)すべて日本側が負担した」。

 いずれも、荒野泰典編『日本の時代市14 江戸幕府と東アジア』(吉川弘文館 2003年)。