音戸の舟唄(おんどのふなうた)
 音戸の舟唄(おんどのふなうた)。地域の持続的発展の観点から記載しておく。BSTVの見すぎかもしれない、が。

 番組が注目したのは

 「10歳になったら、人前で大声をあげてうたう」

 「10歳は成人=20歳の半分の歳になったら」
 
 「歌い始めることで地域に仲間に迎えられる」

 ネットによると、「音戸の舟唄全国大会」という催事もある。
 地元民のみではない。地元民以外からも呉市に、人はあつまる。

 以下の記載は「ひろしま文化大百科」による紹介。

 呉市警固屋と音戸町との間に、幅の狭いところは70メートルほどの「音戸の瀬戸」がある。呉湾と安芸灘を結ぶ近道のため、多くの舟がこの音戸の瀬戸を利用する。潮の干満につれて急流となり、海中に突き出た岩に当たって渦巻き、これを艪を漕いで乗り切るのは大変難しく、船頭泣かせの難所であった。その音戸の瀬戸を通り抜けていく舟を見て、いつ頃、誰が作ったのか『船頭 かわいや 音戸の瀬戸で 一丈五尺の 艪がしわる』の名文句が生まれ、今に唄い継がれてる。

 「土への思いれの強い」といわれる西日本。住民の地域に寄せる「思い入れ」を強固にして蓄積のシステムか、な。

編集 freehannd2007 : 訪問は昨年、テレビで今年ながめて。京都のヤマ、阿波の踊り、音戸のふなうた。次世代の養成にそれぞれ熱心で。こちらでは、考えられません。
編集 ペン : 生まれ住んだ土地を大事にすると言うのは必要なことだと思います。子供の頃音戸大橋と言う名前が面白くて妙に記憶に残り今に至っています^^