壮絶な夢であった。

 宇宙探索機らしき機体が降下してくる。どんどん、降下するので、これは「墜落するわ」と、思いながら体は機体にちかづいている。興味と関心のなせるわざ、か。

 機体の形態は宇宙の探索機ながら、理解はどこかの国の戦闘機。とうとう、広場に墜落。それと、こんどは逃げる。

 しかし、火炎は近づいてくる。「どうして、落ちるまえに機体に引き寄せられたか?」。後悔をしながら走るが炎は、近い。

 とうとう背中に、火がついた。熱くてたまらないが、消えない。「いよいよ、ダメか」。

 事故死とはこういうものかと自問、自答。「家族もそばにおるし、ま、良いか」。ここで、目が覚めた。

 3.11大津波の報道。NHK朝ドラでは、予科練兵が出陣。前夜に読んだ色川武大氏夫人の対談と回想記が影響している、か。

 以前に、似たような夢を見た。そのときは、ここまで迫られないうちに、夢がおわっていたが。


 世相に深刻な事態が重なり、それを強く記憶するようになったか。、