利益はどこに 情報漏えい
 利益はどこに 情報漏えい。中国が、これを口実にさらなる邦人逮捕などがあってはならない。

 公務員からの情報漏えいが問題になっている。

 情報はひとつながら、いくつかの情報が編集され、そのいずれかが外部に漏れた。

 政府情報が外部に漏れたことは、これまでもある。
 公害企業の水質内容、防衛のミツ矢作戦、沖縄返還の日米政府の密約。

 メディアは関心を持っていないようであるが、情報漏洩で利益をうけるのは、誰か?。

 中国は日中間をギクシャクさせ、首脳会談をしなくてよい口実になる。
 野党は与党の攻撃、倒閣の口実にできる。
 与党の中でも「政治とカネ」を国会で問われる機会が「なくなるのでは?」と期待しているのかも。
 
 映像公開。中国が懸念を示すのはなにか。「日本に責任があるという主張」が、本当にマトをえたものでsることを国際的に実証できる、よい機会ではないか。
 司法情報を「公開しない」は、これまでの政権与党の常套手段。取調べの公開だって進めようとしなかったのに、立場がかわれば「全面公開すべし」。筆頭理事とやらは、そう申されている。
 三権分立の建前からも、資料公開は、これまでの経緯と公開による利益を整理して、粛々とすすめるべき。

 政治家が公務員をそそのかした?。
 地下水脈の中で、公開に踏み切ったものが、英雄扱いされるのかも。