「女心と秋の空」
 高地の箱根では金色に輝くススキが穂を開き、低地では秋の桜と書くコスモスが見頃を迎えています。

 コスモスは繊細な見た目とは違い、しっかりと大地に根を張り、踏まれても薙ぎ倒されてもまた立ち上がり花を咲かせます。
そんな強い生命力を持つコスモスが、赤や白、薄紅色など、色とりどりに咲き誇る花で花畑を訪れる人をもてなしています。

 ところで、「女心と秋の空」か「男心と秋の空」か・・・その当否は別にして、秋の天候は変わりやすいと言われますが、関東にいて実際にそう感じることは案外少ないものです。

 天気が変わりやすいといえばいろいろな場所があるかと思いますが、京都もその一つで、晴れから突然の雨も珍しくありません。

 天気などに関して昔から伝わる語句は、実は京都を基準にしたものが多いそうです。