「ムスカリ」
 ムスカリはユリ科の球根植物で,ヒヤシンスの仲間です。
3~4月頃にブドウのようなコバルトブルーの美しい花を咲かせます。 ヨーロッパ中部からコーカサス地方が原産地です。

ひとつの花穂には,小さなツボを逆さまにしたような花が15~20個程,密にびっしりとくっついています。
英名のグレープ・ヒヤシンスは,ブドウのようなその形状と色からきているようです。
10月に入ると葉を出してくるので、伸びてきたムスカリの葉を見ると、早く春が来ないものかと思わせてくれます。

 決して派手な花ではありませんが、秋植え球根では定番の花で、チューリップなどの手前に、まとめて植えると素晴らしい景観をつくります。
できれば、密植すると一層きれいな花を楽しむことができます。