要注意「急激な温度変化」
本日、日本画家、東京芸大旧学長の「平山郁夫さん」が逝去されました。
享年79歳、脳梗塞だそうです。謹んで哀悼の意を表します。


 暗くなるのが早く、寒さが増すこの時期は、あたたかなお湯につかって一日の疲れを癒すのが楽しみの一つです。

 熱めのお風呂が好きな方もいらっしゃるかとは思いますが、心身ともに癒すには40度くらいの熱くない程度のお湯に10分以上つかることが効果的です。
そうすることで副交感神経が刺激されることでリラックス効果が高まり、眠りにもつきやすくなります。

 ただ、気をつけなければいけないのは、暖房の効いた部屋とそうでない浴室や脱衣所との温度差です。

 脱衣所や浴室、トイレなどで倒れ死亡にいたるケースは年間1万4千件ほどあると言われ、その原因は急激な温度変化にあります。

 急激な温度変化による血圧の急上昇や急降下、いわゆる「ヒートショック」は血管のもろくなっている高齢者ほど脳出血につながりやすくなります。
脱衣所や浴室の温度を上げ、住まい全体の温度差をなくするのが重要でしょうね。