「ランニングブーム」
現在は「ランニングブーム」と言われています。
健康志向の高まりとともに、景気が低迷した影響で余暇時間が増えたことやお金がかからないスポーツとしてランニング、ジョギング、ウォーキングをライフスタイルに取り入れている人が増えおり、特に女性の増加傾向が顕著となっています。

 夕暮れ時、ライトアップされた公園、河川敷、遊歩道などで思い思いのペースで走るナイトランニングを楽しむ人が増え、休日でも早朝から景色を楽しみながらジョギングしている人を以前よりもたくさん見かけるようになりました。

 その傾向はデータにも表れており、経済産業省所管の財団法人「日本生産性本部」がまとめた「レジャー白書2009」によると、「ジョギング・マラソン」の人気は過去10年で最高の16位にまで上昇しています。
景気悪化の影響で全般に低迷している余暇市場(スポーツ部門含む)において、例えば成長を続けてきたフィットネスクラブの市場が2年連続で減少となっている一方で、ランニング用品の売上げは伸びているそうです。

 ランニングシューズの08年の出荷数は前年比118万足増となっており、いわゆるジャージなど、ウェアのファション性が高まったことも市場拡大に寄与しています。

 ちなみに、ナイキやアディダスなどの大手有名ブランドのウェア(ジャージ等)はファッションとして確立された感があり、今やファッション誌でも特集を組むほどの人気です。
カジュアル衣料専門のユニクロやライトオンなどでもジャージの品揃えを拡充していますね。