「防災の日」
 1923(大正12)年の本日9月1日、午前11時58分。『関東大震災』が発生しました。
マグニチュードは7.9で、死者9万人、負傷者10万人、全壊1万4千戸、破壊焼失戸数は68万戸にも及んだそうです。

 ちょうど昼食準備の時間だったため、地震の後に大火災が発生し、被害がさらに大きくなったという経緯があります。
東京市の死者は6万人にものぼりましたが、つぶれた家屋の下じきになって死んだ人はそのうちの2千人で、大多数はその後の火災が原因となっています。
平成7年1月17日に起きた阪神淡路大震災の際にも地震の後の火災によりやはり被害が拡大しています。

 本日9月1日は「防災の日」。常日頃から災害に対する備えを万全にし、防災の心構えを徹底させるのが「防災の日」の目的です。
特に日本の場合、一番こわいのは地震そのものよりも、それによって起こる火災です。
「防災」すなわち「防火」であり、まず火をとめることを心がける必要があります。