「旬の白身魚」
蒸し暑い日が続いていますが、こう言うときはさっぱりした魚、特に白身の魚が食べたくなります。
今が旬で夏を代表する白身魚といえば「スズキ」ですが、「マダイ」や「ヒラメ」にも負けない白身の高級魚です。
エビやカニなどを食べ、成魚は1メートル近くに達し、大きいほど美味とされています。

 今時は「スズキの洗い」がポピュラーですが、氷水にさらした身は引き締まって涼味を存分に味わうことができます。
洗いは薄い切り身にした後、氷水に入れ、身が白っぽくなったら引き揚げます。
そして、水気を切り、氷と一緒に盛付ければ一段と清涼感が高まります。

 ちなみに、このスズキは『出世魚』として有名で、関東では成長するにつれて、「セイゴ」→「フッコ」→「スズキ」と名前が変わります。

 その他、夏が旬の魚では、「アジ」・「アユ」・「ウナギ」等がありますが、白身の刺し身として食べる「アジ」、これもまた「たかがアジ、されどアジ」といった感じで格別です。

 夏バテ気味で食欲が落ちたときは、「ウナギ」もいいですね。ウナギは、ビタミンA・B1・B2・D・E・カルシウム・カリウム・鉄など栄養素をバランスよく含み、スタミナ消耗の激しい夏には最適です。