走り梅雨
故郷へ帰り早くも12日になる。
もう五月下旬になり、
梅雨の走りのような天気が続いている。

雨が振る度に、私の気持ちは水浸しになった。
心に映るロングアップの風景を追う。

満開の美しい桜
晴れた五月晴れ

晴れやかだった心、しかし、期待は消え去るもの。
温暖化になり、今迄は暑さが七月並みだった。

急に肌寒くなり北風がひゅうひゅう吹き荒れ、
柿の花は殆ど散り、
川沿いには紫陽花が咲き始めた。

白い紫陽花はピンクやブルーに色を変え、
美しく咲くでしょう。

道を塞がれた私を追いかけた風は
冷たかった。

しかし、梅雨がきても南下していく。
何が有ろうと無かろうと、
私が掴んだ一筋の道を歩く。

辛い事が有っても耐えて歩く。
涙は誰にも見せない。