立秋
何時ものように1時にねむり、今朝、4時半に目覚めてしまった。
何時もなら、もっと朝寝坊していたはずなのに。

5時には、東の空が茜色に染まり、今日も晴れて暑くなるんだわ!
そんな単純な事を思うと忽ち、辺りが明るくなり

蝉の鳴き声が賑やかになる。その鳴き声も、以前の様な勢いが無い。
裏庭に行き、魚の様子を見て、金魚にパンのみみくずを与える。

やがて青空となり、白い雲が流れ、川沿いを歩けば
久しぶりに富士山が、青空と同じような青さで立ちはだかっている。

久しぶりの富士山だわ、やっぱり雄大で何と無く嬉しくなって
姿を見せてくれて有難う!と心の中で呟く。

晴れの空にも、朝吹く風は涼しく、あゝ今日は暦の上では立秋なんだわ!
此の朝風はまるで初秋を思わせてくれる風。

例え、朝だけでも涼しい風が吹けば立秋らしい気分になれる。