無言電話
 親族所有の回線にかかってきていた無言電話について。
 いい加減、どこかに書き残しておかないと忘れそうなので書きますか。

 最初に無言電話が同じ人からほぼ毎日掛かってきてるのに気付いたのは2009年の12月でした。
 親族の自宅に居たらたまにしか使わない回線に着信があり、FAXがよく来ると聞いていたので受信しようとしたら音声通話でした。
 「もしもし」や「どなたでしょうか」「どうかしましたか」など問いかけましたが、数十秒程無言の状態で切られました。
 同じことが数度あり、これはおかしいと思ってその回線の履歴を見ました。
 履歴を見る限りでは、平日の特定の時間帯に限って、一日に数回、非通知もしくはある電話番号から着信が入ってました。
 掛かってくる時間帯はそこに住む親族が仕事で居ない時間帯で、親族は着信履歴が毎日更新されるのは不審がっていたものの無言電話には気付いていませんでした。

 着信履歴を取り寄せてみたところ、特定の番号(もしくは非通知)からの着信が毎日掛かりだした時期がわかりました。
 親族に発信元の電話番号を伝えたところ、それがどこの誰なのかわかったらしく警察沙汰にしては可哀想だからと相手が止めるのを待つつもりだと言われました。

 それ以来、回数の増減があるものの、基本的に平日の特定の時間帯に無言電話は掛かってきてました。
 年に何度か親族宅で留守番をする度に電話に出たり履歴を確認したりしてましたが、無言電話はずっと続いてました。
 ついこの間まで。正確にいうと2011年の9月頭まで。

 ところで、その無言電話が掛かってきていた回線を所有している親族は以前とある人にいわれなき中傷をされまして。
 その中傷をした人は2009年にある事情で入院し退院後は家で療養生活を始めました。
 手や口は動かせるものの一人では歩くのが困難で介助がないことには生活できない状態だったそうです。
 介助しているご家族が忙しくその人の傍に人がいなくなる時間帯は、うちの親族が仕事で忙しい時間帯と同じでした。
 その人が今年の半ばになってやっと杖さえあれば一人で歩けるくらい回復なさったそうで、今月からは入院以来会わずにいた知人達とも会ったり外出したりするようになったらしいです。

 「可哀想だから」と親族が言っていた意味は後からわかりましたが、どうも納得いきません。
 でも、当の親族が警察沙汰にしないと決めてる以上どうにもできないのが歯痒いです。