晏子之御
 昨日実家に帰りました。

 「晏子之御」って御存知ですか。
 春秋時代の斉の宰相の晏嬰の御者が自分の主人の名声を自分の事のように思って得意がっていたのを御者の妻が窘める話です。これは『十八史略』巻一に載ってる話だったと思います。

 まぁ、そんなのはどうでもいいんですけど。実家に帰ったら、誰かさんの言動が痛くて痛くて。
 約一名、雇い主の娘を晏子之御呼ばわりしてる人がいるんですよ。どうせ言うなら面と向かって言えばいいのに、本人が居ない時を見計らってグチグチ陰口叩く人が。
 その人は昨年末に雇い主のとこに娘さんとの結婚話を持ち掛けて断られたのを僻んでそんな言動を取ってるらしいのです。娘さんと親しい訳でも何でも無いのに、駄目元で逆玉の輿を狙って玉砕したのだそうですよ。
 「駄目元」でいった筈なのに、断られたら僻み出すだなんて全くもって僕には訳が判らない。

 一番訳が判らないのはその娘さんが僕だって事なんですけどね。
 うん、さっぱり訳が判らない。