「この世の地獄と極楽」「山は富士 海は瀬戸内 湯は別府」 油屋熊八:経済記者の面目躍如250701
「この世の地獄と極楽」「山は富士 海は瀬戸内 湯は別府」 油屋熊八:経済記者の面目躍如250701

NHKETV放送「知恵泉 油屋熊八 別府温泉・おきて破りの人気アップ戦略」に登場。
 「いちどは見てご覧 この世の地獄と極楽」と、女性ガイド付き地獄めくりバス+湯に料理の極楽を演出。
 転じて、「地獄の底より雲の上に」のキャッチコピーも。

 「山は富士 海は瀬戸内 湯は別府」。こう歌い上げて、富士山頂に「このフレーズを刻んだ標柱を1925年に富士山山頂付近に建てた」。https://kitamahokif.jugem.jp/?eid=4501
 「旅人をねんごろにせよ」の名言も。こちらは旅館業を経営の家族に示した、いわば家訓。
 
 そこは駆け出しが経済記者。その面目や苦情がキャッチコピーに明確。
 油屋熊八(1863-1935)は宇和島の出身。油と米を扱う商家の長男。
 「徐々に線路や航路が整備され交通の利便性が進みつつあった大分県別府市。
 そこは、熊八が日本を経つ時に残してきた妻 ユキが身を寄せた土地」、と。

 2008年、地元の信用金庫が創業70年記念で、別府駅前に胸像を建立。
 別府には2000年11月と2017年5月に訪問。前者にはないはずの像。17年にも気がつかず。
 大きな掌、腰には地獄の小鬼をお伴に、その功績を顕彰されている。