佐賀 恵比寿
 自身を孤独の中に置き去りにしない 長崎街道に商売繁盛=佐賀の街角に恵比寿像240310

佐賀市のマチナカで笑みを浮かべる恵比寿像840体。
 nhk G 小さな旅 「えびすさん ほほ笑む街角で ~佐賀市~」24年3月10日朝の放送。
 テレビに紹介、関わりを有する市民は。
 
 一に「頼る人も少ない、通るたびになんとなく話しかけるのサラリーマン。
 二に「なんでも話せる、かけがえのない存在」の老舗和菓子店主。
 三は「(子が成長し家を出た今)ここへ来て、亡き夫と毎日、向き合う」「老後の話相手」。

 番組でこれら談話を視聴しながら、思いめぐらした点。
 湿原シニア大学という高齢者講座で、「周囲の仲間を孤独のなかに置き去りにしない」。
 2年課程修了者が在籍する湿原シニア大学院で、「自身を孤独の中に置き去りにしない」。
 いずれも、「人生百年時代、高齢者講座でなにを、なぜ、どのように、いつ学ぶ」の<3W1H>で問いかけている、点。

 人生百年時代を学ぶに、有形資産と無形資産があるも、「(恵比寿像が)話相手」。
 その恵比寿像は「有形資産」ながら、「話相手」は「無形資産」そのものでは、ないか。
 「佐賀の街角えびすさん」の「日本一の恵比寿」 http://www.saga-ebisu.com/main/4978.htmで、「佐賀に恵比須像が多い理由」。

 そこのところを、
 (1)お殿様が恵比須さんを祀って、それが住民に広がった説
(2)海運業が盛んな佐賀城下町だったので、関係者が海の神様として恵比須を祀った説
(3)重要な道「長崎街道」沿いで、旅の安全を祈願する神様として恵比須を祀った説
(4)石の大工が多かったので恵比須像が広がった説

番組に登場の石工さん。「恵比寿像の残存数を減らしたくない」。
そう申して破損した恵比寿像の修復に余念がない。修復後、あらたに祭主が出現することがネライ。
 <地域が文化を創った象徴>としての恵比寿像。こんどは<地域を恵比寿像という文>化で創造することが、できるかも