マチの形と意味示される 大正13=1924年から百周年240101
 近代、マチの形と意味示される 大正13=1924年から百周年240101

掲載の写真は23年11月30日朝の撮影。
 白雪の舞った大晦日、予報では「太平洋岸 快晴」と伝えられているも。
 日出予定時刻は「午前七時」の見込み。まだ3時間はあるはず。

 大正13=1924年から百周年。「北海道東部の中核都市」の都市像を一言で申すと。
 「近代、マチの形と意味、示される」。そういうことではないだろうか。
 「マチの形」が出来た。そう言えば次の点をあげてむいることに。

 3月29日 釧路郵便局から電話交換局が幣舞町(現大町2丁目)の新局舎に移転する。(電信部門は残る)
 4月 1日 十勝刑務所釧路支所が釧路刑務所と改称される。
   2日 北海炭砿鉄道(株)が三菱鉱業に買収され雄別炭砿鉄道(株)となる。
  (日付け不詳)市立病院が幣舞町に新築され、頓化から移転する。
 11月15日 南防波堤の堤頭灯台(赤灯台)が初点される。

 「マチの意味」が出来た。この観点では「短歌、俳句に展開期を迎えた」。
 つまり、「個の発表」期から、結社・同人誌の時代に参入したことではないか。
 「文化で知恵でが自身を変え、互いに<つながる>展開期」。そういことではないか。

 1月3日  釧路で初めての全市的な新年短歌会が公会堂で開かれる。
  (日付け不詳) 俳人の臼田亜浪が来釧し、後の『えぞにう』創刊の基礎となる。
11月4日 釧根歯科医師会の設立総会が開かれる。

 次の胎動をめざす起点も残す。
 3月日付不詳 幣舞橋を永久橋として架けかえるため、仮橋が着工した。
 11月27 日 釧路商業会議所の設立(入舟町8)が農商務省から認可される。
 日付不詳 上水道敷設工事が始まる

 釧路市に市制が敷かれて2年。この年、戸口は9,253戸、47,357人。