高齢者死後の経済 若宮&和田両氏の対談「停滞するニッポンを救うのは、高齢者の新たな力」の先にあるモノ&コト230828
量販店で買い求める煎茶いつの日にか気がついた。一度、煎ずると、二度目が出ない。
 コンビニで売っている線香。灰になったところで、なんとも申しがたい<臭い>が室内に残る。
 地産地消、薬食同源=安全な食べ物、専門店での購入。いつのまにか、「ぜいたく」「高価な買い物」「必要以上の思い入れ」を感ずるように。


 若者が肉店で聴いた。「家ではいつも、スーパーで購入の肉、専門店の肉は食べることがないが」。
 店主は答えたそうで。「スーパーの肉も立派な肉です、しかしどちらの家庭にもある特別な日=誕生日や結婚記念日などには専門店の肉を」、と。
 いつの間にか品ぞろい。それが「売り手の<売れ筋商品、お手頃価格>品から選ばせられている」。そうはなって、いないか。

 そうした世相に、「世界最高齢プログラマー」の若宮正子さん&精神科医の和田秀樹さん(63歳)の対談。
 https://news.yahoo.co.jp/search?rkf=2&ei=UTF-8&p=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E8%B1%8A%E4%BD%9C%E8%B2%A7%E4%B9%8F%20%E7%94%9F%E7%94%A3%E3%81%9B%E3%81%9A%E3%81%AB%E6%B6%88%E8%B2%BB%E3%81%99%E3%82%8B%E9%AB%98%E9%BD%A2%E8%80%85%E3%81%8C%E6%95%91%E4%B8%96%E4%B8%BB
 その題名も「日本は豊作貧乏。生産せずに消費する高齢者が救世主になる」。
 ネットで読んで、いまや、日本経済はここまで、<ひどい>ことになったか、と。

 二人はどちらかと申すと<非生産年齢階層>を超える位置に。
 「停滞するニッポンを救うのは、高齢者の新たな力」「慢性的な消費不足、<日本は30年成長しなかった代わり>に、30年物価も上がっていない」
 申すはそのとおりながら、いくつかの<深刻な事態>。そうではないか。コンビニ、吉野家、ユニクロ、ホームセンター、介護給食。

 <売り手>が<消費者を規格化>し、<作り手に量産化&遠距離輸送>を求める構図。
 今や<非生産年齢階層>が、<経済成長=物価UP.>に努める過程で、職業教育・家庭教育・環境教育・宗教教育を<学校教育>にゆだねた。
 結果、「本当の旨さ、本来のおいしさ」を知らず、「外部サービス依存」に傾斜して「消費専門の評論家人生」をあゆみ始めた。

 みんなが雇用者で働き、少ない所得でも安価な外部サービスで<面倒>なことには従事しないで「何を食わされているか、知れない」食生活。
 他方で富裕層は<利益の内部留保>。脱炭素&非製造物主義にも背をむけ、国際的批判。雇用者は低賃金長時間労働を余儀なくされて、AI&ロボットで代替可能、と。

 その高齢者が死んだら、経済はどうなる? 若宮&和田両氏の対談「停滞するニッポンを救うのは、高齢者の新たな力」の先にあるモノ&コト230828