「知識で作った社会、知恵で創る社会に」 <含み資産> in 高齢者講座230316
「知識で作った社会、知恵で創る社会に」 <含み資産> in 高齢者講座230316

 「含み資産 画像」。ネットの検索覧に記載して、登場の絵柄を楽しみにしていた。
 「含み資産」の概念を描画するとどのような絵柄となるか。
 「【冒険管理のドクターR・18】含み資産経営から負債管理型経営へ・・・」のページ。
 
 文中に「数字が見えてこない不確実な経営というものは避けた方が良いじゃろう」とすら、書いてある。もちろん「含み資産」は「証券用語」。
 そこを斎藤孝氏は「読書は国民の含み資産」と、岩波新書『読書論』に書いた。

 でわでわ、証券用語たる「含み資産」。
 それを文化資源として、生涯学習に活かしてみようではないか。
 熊本県水俣市には、いろいろなキーワードを示す。

 「他人はかえられないから、自分が変わる」。
 「課題解決では間に合わない、付加価値の創造を」。
 「対立するエネルギーがあれば、付加価値創造のエネルギーに変える」。
 「(世界に類例のない産業公害は)人類が自然に近づきたから発生した」。

 たとえば「自然に人類が近づきすぎず」。
 でわ<世界に類例をみない産業公害>が、<発生する距離>と<発生させない距離>を物差しで示せ。
 しかしそれは<目には見えない距離>というものでは、ないか。

 世の中には「目で測ることのできる距離」は確かにある。その計測結果を今、<知識>と決めることにしたい。
 他方で、「目で測ることのできない距離&間合い」という領域もあるではないか。その<距離&間合>の領域を<知恵>と受け止めては、いかが。

 高齢者の講座。年に48コマ、合計64時間の講座を2年間続ける。
 参加の人びとは<日常のなかに未知の領域>に接することができたなどなど。
 好評を博している。そんな高齢者講座と5年間のお付き合い。

 「知識で作った社会、知恵で創る社会に」。
 今日、高齢者講座のそれ=「知識で作った社会、知恵で創る社会に」は、世に <含み資産>と申して結構。重要な<文化的資産>となっている。