小説『海霧 UMIGIRI』の舞台 原田御殿界わい220914
小説『海霧 UMIGIRI』の舞台 原田御殿界わい220914. 豆選別場写真&支援システム地図。
写真「十勝雑穀集荷場」 『昭和7年 釧路市制施行十周年写真帳』掲載。

橋本正一家 橋本物産 十勝国大津湊から釧路港に移転 浪花町四丁目2
職業紹介所 現在のハローワーク、女性就労斡旋    浪花町五丁目2
道庁出張所 農産物品質検査所の機能を体したか    浪花町六丁目1
釧路保育園 飯田要次郎の経営、のち釧路信金理事長  浪花町七丁目2  
小池愛三家 豆腐店経営、大豆入手に好適位置か    浪花町七丁目2
高橋駒吉家 豆等級別選別場を経営、写真中央に座す  浪花町七丁目5

明治38年に鉄道が釧路~帯広間開業、ついで池北線が明治40年に開業して十勝、網走の雑穀、木材が釧路港に集荷。
小豆、大手亡、グリーンピースなどの等級別選別を施す作業が港頭で展開される時代を迎えた。
集荷対象の大豆を手にしやすい地点を背景にしたか、歌人で著名だった小池愛三氏は豆腐店を経営の跡も示される。
取り扱い事業者が十勝国大津港から釧路港に移転し、仲介を果たす。他方で選別場の求める従事者斡旋の枠組み。
かつ女性従事者を多数必要としたため幼児の保育措置を担う釧路保育園が記載されている。