神農祭
「薬だけではダメです、やはり神様に」 道修町の神農祭220326.

史跡国泰寺跡の記録にも登場「神農祭」。大阪・薬問屋街で生まれたようで。
辞書に記載の「神農祭」。「少彦名(すくなひこな)神社の祭(11月22〜23日)」。
「日本の医薬の神少彦名命と,中国の薬祖神神農をまつり,俗に〈神農さん〉という」
「1822年にコレラが流行したときから盛大に行われたといわれ,疫病よけの張子の虎を神社でわける」とも。

五葉笹。その枝に「少彦名神社神璽」の札に、の張り子の「虎の子」。
「漢方医が冬至の日に、医薬の祖である神農氏を祭る行事」であるとも。
なぜ、虎の子?。「200年前、上方で大流行した「コレラ」が大きくかかわり」。
「虎と狼が一緒になって襲ってくる」として、「虎狼痢(コロリ)」と綴られた」とある。

中国で「医療と農業を教えた古代中国の皇帝で、日本でも薬祖」として祭られたのだと、伝わる。
https://japan-toy-museum.org/archives/monthly/%E3%80%8C%E7%A5%9E%E8%BE%B2%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E8%99%8E%E3%80%8D
https://kotobank.jp/word/%E7%A5%9E%E8%BE%B2%E7%A5%AD-538711。(「大阪玩具協会『神農さんの虎」」&「コトバク」)。

 江戸時代から続く老舗・薬問屋を継いだ三姉妹の一人が、神農祭で懸命に祈る。「薬だけでは、ダメですから」。
 NHKBS3「新日本風土記 大阪・船場」220326。