「(♀)ネガティブなことばかり言ってサー」 長男・次男を尻目に、妹は宣言=伝統漁法の漁村で210319
「(♀)ネガティブなことばかり言ってサー」 長男・次男を尻目に、妹は宣言=伝統漁法の漁村で210319

早朝のNHK番組。「ちょっと見の」視聴番組でその一コマ。本州漁村の一隅。
番組は難解な漁法の操業場面を紹介して、兄と弟が懸命に取り組む。丘にあがって、マイクを向けられ。
「(次男)このような漁業を続けていて、我々はこの先も食っていけるのかなー」
「(長男)いくら頑張ってみても、親父の腕前を超えられそうもないわ」。

そうした男達の嘆息を尻目に、妹にあたるのか女性がポツリ。
「(♀)ネガティブなことばかり言ってサー」。その表情は笑顔にあふれていた。
番組をみながら、この3人は、現代社会のどのような側面を示唆しているのだろうか、と。

3月21日、同局の「ファミリーヒストリー」。野村萬斎家が紹介された。現世の萬斎は。
「(自身の中学校時代を顧みて)あれこれ思い悩むいろんなことを試みた時代」。その後で。
「いろんなモノをネガティブにとらえて、どんな生き方をするかと」。そう語る場面が。

漁村で取材をうけた3人。
「(♀)ネガティブなことばかり言ってサー」には「ヒトの世の生活、存在する意味を問いつづけて生きたい」。
そういうことではないだろうか。

「伝統漁法 NHK ネガティブことばかり」のキーワードで検索した一覧に、「飯豊町は町制施行50周年」広報誌のトップ画面が登場。
紹介に「飯豊町(いいでまち)とは、山形県の南部にある人口約7千人の町」。「『日本で最も美しい村連合』加盟地域のひとつ」とあった。
(掲載の)写真の右隅に注目。「競う相手は内なる自分」。ウン、オモシロイ。そうではないだろうか。