出水&洪水
 「出水」「洪水」 国語辞典と気象庁用語210204.
  似ていて意味広しー辞書ー
 出水 で・みず=〘名〙 降雨などのために、川、池などの水量がふえること。また、水があふれ出すこと。大水。洪水(こうずい)。しゅっすい。
 出水 いで・みず=〘名〙 大雨などのため、河川、湖沼の水があふれること。また、その水。でみず。
 出水とは - コトバンク (kotobank.jp)→https://kotobank.jp/word/%E5%87%BA%E6%B0%B4-432488

 似ていて意味深しー河川用語集ー
 洪水 こうずい=台風や前線によって流域に大雨が降ると、その水が川に流れ込み、川の流量が急激に増水します。このような現象を洪水または出水(しゅっすい)といいます。一般には川から水があふれ、氾濫(はんらん)(※1)することを洪水(※2)といいます。
(※1)内水氾濫と区別するために、堤外地から流れ込む水による氾濫として外水氾濫ということもあります。
(※2)河川管理上、氾濫を伴わなくても洪水と呼ぶこともあります。
 本WEBサイトでは氾濫が伴うものを「洪水」、これ以外は「増水」を使用します。

 似ていて論理的理解ー気象庁用語ー
 分類「無印」出水=大雨や融雪などにより川の水量が増大すること。→「増水」に言い換える。
 分類「空白」増水=平常の水位よりも水かさが増すこと。
 分類「空白」洪水=河川の水位や流量が異常に増大することにより、平常の河道から河川敷内に水があふれること、及び、堤防等から河川敷の外側に水があふれること。平常の水位よりも水かさが増すこと。

 ※備考として「水文学における『洪水』の定義では、降雨や融雪などにより河川の水位や流量が異常に増大すること」とする。
 ※分類欄に「無印=予報用語:気象庁が発表する各種の予報、注意報、警報、気象情報などに用いる用語」
 ※分類欄に「×=使用を控える用語」
 気象庁|予報用語 河川、洪水、大雨浸水、地面現象に関する用語
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