地方経済の貧困 本州経済補完都市の地方都市
地方経済の貧困 本州経済の補完地210912

1)素材を安価で提供、製品搬入で高価格負担。
2)政策導入で特定産品の大量安定供給、金融とメーカーに利益集積、経営は競争下で負債堆積
3)本州で経営後継者が高所得、求職の次・三男低所得。北海道は後継者貧乏、組合職員の次・三男裕福。

人間にとって貧困とは何か(’19) Poverty and Humanity ('19) 主任講師名:西澤 晃彦(神戸大学大学院教授)
【講義概要】貧困に対して、社会学的にアプローチする。
貧困は、いつも、単なる低い生活水準以上の意味をもって貧者に体験されている。彼ら彼女らは、貧困によって関係とアイデンティティを不確かなものにしている。
そのことこそ、貧困体験の中核的要素とさえいえる。そうした認識のもと、今日的な状況を踏まえつつ、貧困体験を社会的・制度的・経済的・歴史的な要因と関連付けながら理解していきたい。

第10回 貧困と老い 高齢社会における貧困問題について概観するとともに、貧しさの中での老い、そして死について考えてみたい。社会的孤立はここでもキーワードになるだろう。 【キーワード】老い、死、高齢者の貧困、社会的孤立

第11回 グローバリゼーションと貧困(1)~階級・階層構造と社会変動~

高度経済成長期後のグローバル経済への深い参入による、階層構造の変動、貧困層の新たな形成について述べる。
【キーワード】グローバリゼーション、脱産業化、非正規雇用、社会的分極化、アンダークラス

第12回 グローバリゼーションと貧困(2)~誰が排除されているのか~
経済グローバリゼーション下での社会的排除について、女性、外国人、若年貧困層を取り上げながらカテゴ リーごとにその排除のメカニズムについて論じる。
【キーワード】 社会的排除、女性、外国人、若年貧困層

第13回 グローバリゼーションと貧困(3) ~空間構造の変動~
経済グローバリゼーションがもたらした、人々と空間の結びつきの変容について考える。その議論を踏まえ、空間的・地理的に今日の貧困を捉える。
【キーワード】 フローの空間と場所の空間、旅行者と放浪者、グローバル・エリート、派遣労働者。

放送大学教養学部 生活と福祉コース 導入科目