古今亭菊之丞の落語「悋気の火の玉」210905
古今亭菊之丞の落語「悋気の火の玉」210905

花川戸に橘屋さんという鼻緒問屋があった。

 「悋気(りんき)」とはやきもちのこと。立花屋の旦那は堅いので評判だったのだが、仲間に連れられ吉原に行って以来すっかり遊びにはまってしまう。
 ついに、なじみの女を身請けして根岸に妾宅を構えることにした。これが本妻にばれてしまったのでたいへんなことに…・・・・。