嵯峨日記 向井去来別荘・落柿舎210701
 嵯峨日記 向井去来別荘・落柿舎210701
 落柿舎は向井去来の別宅にして、芭蕉が滞在し『嵯峨日記』を著作した場所、と。




 『嵯峨日記』の解説の一に、次の記録。
「江戸前期、松尾芭蕉の日記。一編。宝暦3=1753年刊。元祿四4=1691年4月18日から5月4日の間、京都嵯峨にある向井去来の別荘落柿舎 らくししゃ に滞在中つづった日記で、芭蕉の日記としては唯一のもの。文学作品としての構想のもとに、落柿舎での生活、感想、門人たちとの交渉などを発句、連句、漢詩などをまじえながら記述」と。

 別荘の投資(点)+俳人たちの創作舞台(核)+保存(核)の力量(軸)+観光(面)

(施設案内)
清凉寺の南西。松尾芭蕉の蕉門10哲の内の一番弟子、向井去来が閑居した地。庭に句碑が立ち、裏の墓地には自然石に去来と彫られた墓がある。