「使命共同体」「FEC経済」&「所得
「使命共同体」「FEC経済」&「所得再配分」 マチづくり・孤独死・農業再生の施策210306.
NHK教育テレビのシンポジウム。経済評論家の内橋克人氏が出演。



 1)「集団移転の新しいマチづくり」 宮城県岩沼市
  中央大学の女性教授が「住民それぞれの<思い>を引き出す」
  「決して出された意見を否定しない、すべて耳を傾けよう」。

 2)「孤独死を防ぐ」 岩手県釜石市
  豊中市社会福祉協議会の女性福祉推進室長が、アドバイザー。「阪神大震災の復興で体験した孤独死の防止」
  「福祉アドバオザーが、お一人さん世帯を訪問」。
  多分に「ぜひとも聞いて置かねばならぬ事柄と、決して他者に話をしてはいけない個人情報」の信頼システム。

 内橋氏は
 「共同体に『地縁共同体』、『利益共同体の株式会社』、くわえて『使命共同体』があって、三者が重なりあう部分に地域があり、住民が居る」。

 3)「放射能汚染から農業再生」 福島県相馬市.
  「菜の花の栽培、菜の花は放射能セシウムを吸収するが、菜種にはほとんどセシウムが吸収されていない」

 内橋氏は重ねて、
 「FEC経済圏。FはFood EはEnergy CはCareで看護・介護&福祉」。

 話題になっていないが、政治なら「財政は所得の再分配」が必須ということか。
 「政治=所得の再分配」「経済=FEC経済体制」「文化=使命共同体」。

 (以下、番組案内)
  TVシンポジウム「復興から地域の未来へ~東日本大震災から10年~」 NHK Eテレ・東京 3月6日(土) 14:00〜15:00
東日本大震災から10年。被災地では、集団移転や孤独死の防止、放射能汚染からの農業再生など、さまざまな課題に住民たちが向き合い、逆境を乗り越えようとしてきた。
番組では、宮城県岩沼市、岩手県釜石市、福島県南相馬市で地域の課題解決に取り組んできた住民と、被災地にアドバイスを送ってきた専門家、そして経済評論家・内橋克人さんとともに、震災後の取り組みを振り返り、これからの日本社会のあるべき姿を展望していく。