厚岸町古文書教室17th 厚岸町海事記念館200912
 厚岸町古文書教室17th 厚岸町海事記念館200912。「ネモロ場所廻勤記録」を読みます。 

 新型コロナ感染症対応で「厚岸町ふるさと友の会」会員限定で開催。



 1)『御寺取建以前之過去帳』(抄) 2)『諸場所廻勤日鑑記』(抄) 3)『六代 日鑑記 義』(抄)。

 ポイントの1=寛政元年5月、クナシリ・メナシの戦いが発生します。
        事件の起きたその後を、国指定史跡国泰寺跡に継承される記録で、表現されている内容は。

 ポイントの2=江戸幕府が遠国経営のなかで創建した寺院。
        勤務する僧侶、その日常の一端に触れてみることにいたします。
        その任期中、使僧は年に一度、住職は年一回。
        「持ち場所」とする十勝、釧路は申すにおよばず、根室・国後・択捉に足を伸ばします。
        なにを営んでいたのでしょうか。

 ポイントの3=18世紀後半から、陸奥国下北郡北通=きたどおり、東通=ひがしどおりの農漁民が根室、国後に渡ります。
        それは一時なことではなく、江戸時代後期から明治前期に及ぶ特質です。当然、「親子」で共に蝦夷地に。
        それも具体的にあったこと。この点を資料を通じ読み解きます。

 担当は佐藤宥紹さん(釧路短期大学) 9月12日 午前10時ー正午 会場 厚岸町海事記念館