世論誘導 権力とメディア ネット記事200530 20時配信
世論誘導 権力とメディア ネット記事200530 20時配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/42318ba490ab9f4af47423258cf23f4dee50c841



 ポイントは、
 「その情報が、誰が何の目的で流したのかを考え、その背景にある事情を考え」る。
 そうすることで、「政治や経済の見方も大きく変わってくるでしょう」とむすぶ。

 タイトルは
 「黒川前検事長が新聞記者と賭け麻雀していた本当の理由」で、「mi^mollet」なる記載をネットで見た。

 主題はもちろん、「黒川前検事長が新聞記者と賭け麻雀していた本当の理由」。

 検察は裁判を有利にすすめるために、
 「(検察にとってはマスコミというのは、)世論を誘導し、捜査や裁判を有利に進めるための最強のツール」ということ。

 学校で教わらなかった、か。
 「裁判官は社会の動きに押されることなく、資料に基づいて厳正に判断する」、と。
 「そのために社会との接触、個人的な関係を断つ」とも。

 模擬裁判員裁判。
 裁判員裁判が導入される直前、「模擬裁判員裁判」の裁判員に選任されたことがある。
 法廷で関係者が出席するなか、裁判官席の片隅に席を用意され、冒陳述、罪状認否、証拠調べ、最終弁論など、型のとおり進められた。

 その間に、「評議」と申したと思うが別室で裁判官、裁判員の合同会議がその都度に開かれていて、むしろこちらの方が長時間。
 さて、判決案の作成段階になって量刑判断を各員が申さねばならなくなった。

 裁判官の脳裏には豊富な判例と量刑のデータが満載ながら、にわか雇いの裁判員各員は新聞報道の事件とその量刑くらいしか、念頭に及ばなかった。
 議論の推移はモニターカメラを通じ、法廷に待機する関係者に流れているわけで。

 さてさて、そのとき念頭に。
 裁判員はもちろん誰も申さぬが、同じことを思ったのではないか。「この事件は、新聞報道のどのケースに近いか」。
 もちろん、裁判官は新聞報道に依拠するとは思えない獲れども。裁判官も人の、子。でも、新聞報道など、みてるのであろうが。