メディアは見識を示せ 審議会委員の議論
 メディアは見識を示せ 審議会委員の議論。「2000万円貯蓄必要」。

 審議会委員は政策形成に参画する。政策を決定するわけではないが、そこは議員とも、官僚ともことなる専門的見識のもとに、両者の決定に必要な判断材料を提示する。


 そうではある、が。その委員の人選にあたっては、主権者の思惑ではなく、政権、任命権者の恣意が働くとされている。

 そこで、審議会は単なる「ガス抜き」とさえ評されることがある。また、役所の都合を肯定する「イエスマン」だとも、揶揄されてきたでは。ないか。

 「年金では月5万円不足、95歳まで生きるには2000万円必要」。
 この答申原案をめぐって、議論がわきだしているではないか。「財務大臣は受け取りを拒否」「与党は、すでになかったこと」。

 察するに、参議院議員選挙後の表面化を目論んでいたか。
 それが想定を超えて、早すぎて、しかも国会開会中。うん?、そうではないか。

 すべてが選挙後にあきらかになる。
 1)アメリカ大統領との密約、2)改憲の政治日程棚のせ、3)年金財政の大幅縮小、加えて本音は「国民負担増を押しつける委員会答申」。

 総理大臣の本音
 そう忖度した官邸サイドがすすめていた、金融制度審議会答申の内容。官邸主導に、金融庁が「待った」をかけた?。

 メディアよ、シッカリせい。購読料を集めて新聞をつくっている。広告主の顔色をうかがいすぎるのでは。