誰のための行政府 省庁幹部の面談記録ゼロ190604
 190604 06:55のネット配信記事で、以下のタイトルが公開されている。

 「安倍首相と省庁幹部の面談記録が一切作成されなくなった!」
 「森友・加計後に宣言した「公文書管理見直し」の正体」。

 前段に「公文書の適正管理に努める」。「そのことを指示した」。
 これをうけて、寺島実郎氏が「文書を残さなくなる」。そのようにTBS番組で論表した場面を視聴した記憶がある。



 公文書はなぜ、作られる。それは行政の透明性、公正、公平の証明のためではないのか。
 それだけでけでも問題ながら。本邦行政府には、
 1)作った公文書から、不都合部分を大幅に削減した事実がある。
 2)統計の調査対象を入れ替えて、結果に影響を与えるほどの操作をさせた事実もある。
 3)尖閣列島が本邦に帰属することを証明しようと、いつも探しているのは日本の実効支配にあることを示す一枚の紙ではないか。

 「あのとき、こう指示したハズ」との総理大臣が官僚を詰問したときに、であるが。
 「記憶にございません」。これを定番とする役人が、今度は「シッカリ覚えております」と開き直るのであろうかネー。見守らねば。