文化として馬を位置づける あやめケ原180625
文化として馬を位置づける あやめケ原180625.花と霧、岬の海岸線で知られる厚岸自然道立公園。

 厚岸は、厚岸町の「厚岸」ではなく、厚岸郡の「厚岸」をさすので、あろう。江戸時代、区分と命名を施した松浦武四郎の見識。



 厚岸町と浜中町の町境に近い「あやめケ原」。馬が放牧されている。いつから放牧されたか。1980年頃と記憶するが。

 放牧目的は、放牧場が草を食してアヤメは残してくれる知恵というより、結果がはたらいた。

 管理主体がどこであるかは不明ながら、数頭放牧されている。自然繁殖しているかどうかは確認していないが、黙々、生草を食して、原っぱの<草取り>をしてくれる。

 アヤメの咲く時期には観光客が訪問し、催事も行われる。では、非観光シーズンは撮影好きな趣味の方が訪れている様子。

 平日、BSグリーンチャンネルをみながら、考えた。定期的に放牧場コミュニケツアーがあっても、よいか。

 放牧はそのままに、馬の健康、癒やし、コミュニケ作用。ナトリウムは濃霧の塩分で補給されるも植生、樹木との<互生>確認も。

根室市の沖、ユルリ島にも野生馬が存する。雌だけ6頭になったということで、昨春か1-2頭の補充を行ったとの報もあった。

 そのためには、管理主体の明示が不可欠かも。

(グリーンチャンネル)
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