白砂=日本の美 花崗岩が浸食されて


 京の祇園.
 <白川>という川があって、<巽橋>が架橋.なぜに白川=川底が花崗岩の風化物が堆積して、川底が<白い>.
 夜陰にばかり、祇園を訪問するモノでネー.

 京洛の東山.
 銀閣の<向月台><銀沙灘>など庭園は、<白砂>で構成される.竜安寺にしてシカリの<枯山水庭園>.
 東山に展開する庭園は、<琵琶湖疎水>の賜物である一方、豊富に手に入る<白砂>こそ、その供給源と知らされた.



 大比叡&大文字間の稜線.
 <大比叡>の標高は848メートル、南の<大文字山>は465メートル.この間の地質は<花崗岩>であった、と.
 その花崗岩が浸食されて、両岳の間に<凹地>が発生.周囲に大量の<白砂>を残すことになった、らしい.
 地質学者が、そのように説明されていた.
  (ホルンヘルス=変成岩 ​​​<加熱されて>変成を受ける前の岩石は砂岩であることが多く,つぶは細かい=が稜線を構成していると理解)
 
 白砂=日本の美.
 一方の<青松>は明確でも、松の彩りを映えわたらせる<白砂>は、「花崗岩が浸食されて」とは.(180426 NHKG 「ぶらタモリ 銀閣寺」).

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 ※「大文字=「見る」とは言わないで「拝む」と申す」と、タモリの解説.​​​​