ベキ論置き、横請け参加 湖畔モニターツアー


 湖畔モニターツアー.
 この秋に実施の「湖畔ミニターツアー」.このほど、その<中間総括>を、聞かせていただいた.
 参加者の公表を博したようで、「5時間、投入可能金額は『この程度』ほどの価値」が、形になったようだ.
 成功の因を、「ベキ論置き、横請け参加 春採湖畔モニターツアー」としては、いかがであろうか.



 7月と8月の下旬、
 それに9月中旬の催行.それぞれ10名の定員に、35名ほどの参加があったと、説明された.
 成果と課題も報告があった.
注目したいのは
 担当者の「『物語』を引き出した力」.
 担当者の「それぞれの領域で、ふさわしいヒトを発掘した力」.
 声をかけられたヒトが、「誰かがやればよいの、『ベキ論』を超えて、自ら買って出てくれた力」.



 横請け.
 「買って出てくれたヒト」.そこには、専門家集団、が.
 生涯学習施設の専門職員、カメラ店の経営者、ガイドボランティアの熟練者、司厨士や企業職員食堂の運営者.

 「横請け」は「下請け」に比べ、耳慣れぬかも.
横請けは、東京都大田区で中小企業事業者が取り組んでいる、モノつくりのシステムと申すべきか.
 それぞれがノウハウをもちよって、新しい枠組みを立ち上げる.
 その手法が、モニターツアーでは発揮されたかに見える.

 ツアーが新規雇用まで展望できるかは、さだかでない.だが、関係者がそれぞれの「なりわい」を、提供し合って「価値を創る」.それは急がれなければならない.
 これまで、大型投資でことを処理してきた北海道では、着業されなかった領域に、視線が吸引されたかの観をもつが.