知で地域づくり in 釧路


 知で地域づくり in 釧路.
 文字活字文化振興機構が主催し、地元紙の北海道新聞社や釧路新聞社が、共催した.
 毎年10月15日からは<新聞週間>が1週間、10月27日からは<読書週間>が2週間、ある.

 「全国リレーシンポジウム」.
 今回で、12回目.
 新聞・読書週間に近接、二つの製紙会社が工場をもつ<紙のマチ>で、開かれる.時期と言い、紙のマチで初の開催と、時と場所としては、最高.

 そこで文字・本.新聞と、出版・書店・月極購読.いわば「紙媒体」による、流通.利用を考える上で、またとない機会であった.

 書籍販売額.
 年々減少という.出版点数はいっときの6万点から7.6万点に伸びているそうではあるが、額は2兆6000億円から、1兆円は落ち込んでいるという.

 10月17日.ANA釧路ホテルで開催された講演とパネルディスカッションの詳細が、2紙で報じられた.

 片山善博氏は
 「地域の図書館の在り方は、出来上がるまでのプロセスが大事で、そこに自治体の質が問われる」.
 阿刀田高氏は「図書館を運営する上で優先するべきは、『人』、『本』、建物の順番だ.一番大事なのは人だ」と、締めくくった.

 詳細が金曜日に、報道された.新聞が下降線をたどって、20年になる々で、両社の<力>の入れ方が、伝わる.